リールシート、ガイド取り付け部のヒビ割れ軽減方法 |
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投げ竿のリールシートやガイドの樹脂のヒビ割れに悩んでおられるキャスターは多いと思います。 |
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昨年の今頃、本掲示板で議論になっていたことを記憶しています。 |
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小生もこの件では多くのヒビ割れを経験し、試行錯誤の実験を繰り返したところ、ヒビ割れがかなり軽減できる方法 |
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を考案しましたので、本掲示板をお借りして紹介し、この件でお悩みの方で興味を持たれたキャスターに是非 |
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お試しいただきたいと思います。 |
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材料は、100円ショップで購入した厚さ約1mmの両面テープをほんの少し使用するのみでヒビ割れが軽減できます。 |
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この両面テープの厚さが適度なクッションの役目をしてくれるため、ヒビ割れが軽減するものと推測されます。 |
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写真で示すようにリールシートの糸巻き部に両面テープを貼り付け、僅かにベロを出します。これはスレッドを |
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スムースに竿側からシート側に乗せていくためのもので、ここを押さえてスレッドをを巻いていきます。このときに注意すべきことは |
ベロを出しすぎるとスレッドとスレッドの間に両面テープの一部がはみ出し、コーティング時に使用樹脂または |
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UV保護剤の溶剤により溶け出して仕上がりが汚くなります。 |
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写真の様子は約1年半前キススペにリールシートおよびバットガイドへこの方法でラッピングしましたが、 |
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仕上がりの外観からはこの処理が区別できないくらい通常の仕上がりと同様になります。 |
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このキススペで現段階ではヒビ割れは生じていませんし、同様にスピンパワーにも処理し昨シーズンのメインロッドとして |
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使用しましたが(当地はサーフが少なく岩場や防波堤でのキス釣りが多いため)、 |
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やはり処理をした部位のヒビ割れは認められていません。処理をしていない#1の元から3本のガイドはヒビ割れしています。 |
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このガイドにも同様の処理をすれば効果は得られるものと思います。 |
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メタリックスレッドを使用しているとどうしても紫外線による色焼けが発生します。これには神奈川県藤沢市のRzone |
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(http://www.freeplan.co.jp/fts/index.html)という店で販売している黄変予防液(紫外線カット)が非常に有効であることを実感しました。 |
以上、小生の経験からヒビ割れ軽減法について紹介させていただきましたが、これはあくまでヒビ割れしない方法ではなく |
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軽減法であることをご理解のうえ、興味を持たれた方は是非一度お試しください。
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